にわとり遊び
PC関連とエンコードの覚書き
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

多局ブレンドのエンコードについて
ここで紹介する多局ブレンドというのは、同じ番組の放送局が違うソースを重ね合わせてノイズを抑えるエンコードの方法です。

画像の比較
BSJ.png
BSJ

TX.png
TX

BSJ+TX.png
BSJ+TX (7:3)

利点
局によってノイズの出方が異なるので、これを重ね合わせるとノイズ部分が平滑化され、全体的な画質の向上が見込めます。ノイズが減ることでファイルサイズを抑える効果もあります。

難点
まず手間がかかることが挙げられます。2局分のCMカット/逆テレシネなどの基本処理に加えて、CM明けの開始フレームのズレがあるため、パートごとに確認・修正の作業が必要です。フレームの縦横位置がずれている場合は位置合わせも必須です。
他にもエンコードの速度低下、多局ソース確保の日時的な遅れなどもあり、番組によっては難しい手段となります。
※VFRなmp4の場合、結合すると不具合が出るかもしれません。

方法
1.多局のソースを用意し、パートごとに切り分け、逆テレシネを行う。
※Itsを使用する場合は、Itsを複数箇所で同時に使用することができない為、Its1.dll,Its2.dllなどとして複数のファイルを用意し局ごとに違うItsをロードする必要があります。

各局・パートごとに用意するavs
#video = MPEG2source("datafile\datafile.d2v")
#audio = WAVSource("datafile\datafile.wav")
#AudioDub(video, audio)
MPEG2source("datafile\datafile.d2v")
AssumeTFF()
Import("Trim1.txt")
Its(def = "time1.def", fps=-1, output = "datafile\timecode.tmc")
Spline36Resize(1440,last.height,-0.2,0,1920,0)
#Loop(2,0,0)
#DeleteFrame(0)

AssumeFPS("ntsc_film")
return last

2.パートごとに分けたavsをOverlayによって重ねあわせ、開始フレームの位置をあわせる。
開始位置合わせは、LoopやDeleteFrameを使用するのが簡単。

まとめavs
V1=AVIFileSource("局1.avs") 音声入りのavsをV1で読み込む。
V2=AVIFileSource("局2.avs")
overlay(V1,V2,opacity=0.5)
Spline36Resize(1280,720)
return last

3.まとめavsをエンコードする
エンコード後、パートごとのmp4を結合する。

補足
フレームの縦横位置は意外とずれている事が多いので、AvsPmodで拡大して比較するとわかりやすいです。
細かい位置合わせにはリサイズを使用します。

局の画質に優劣がある場合はOverlayのopacityを調整すると良い結果になります。

フレームの状態によっては片方の局がノイズが多くて足を引っ張る事もありますが、
動画としては安定した画質になるので一度試してみる事をおすすめします。

さらなる安定化を計るには間引きフィールドのブレンドという手もありますが、これは気持ち程度の効果です。
自動化に組み込めるので、手間がかからないという意味では良いかもしれません。
間引きフレームのブレンド 間引きフレームのブレンドの記述
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://sasamisi.blog24.fc2.com/tb.php/281-feac6ffc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。